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【レビュー】伊吹有喜『犬がいた季節』を読む|泣ける理由・見どころまとめ

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こんにちは、なみぷんです。

今回は「【レビュー】伊吹有喜『犬がいた季節』を読む|泣ける理由・見どころまとめ」です。

こんな方におすすめ

  • 青春小説が好きな人
  • 人のやさしさを感じたい人
  • 温かい涙を流したい人

どれか一つでも当てはまる人には刺さる一冊です

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【犬がいた季節】基本情報


著者 伊吹有喜
初版年月 2020年10月
出版社 双葉社
本体価格 800円+税

「犬がいた季節」とは

学校

『犬がいた季節』は三重県に実在した「津高校」の創立100周年記念誌向けに書かれた短編が原型となり、そこから物語が広がった連作形式の小説です。

ある日、校庭に現れた犬「コーシロー」は学校の誰かが飼っているわけではなく学校で飼うことになった犬です。

「コーシロー」を軸に昭和から平成へと移り行く時代とそこに生きる高校生たちの青春を描いた物語です。

時代ごとに主人公が変わり、どの章でもそっとそばにいる「コーシロー」が心を癒してくれるお話です。

泣ける理由①:犬・コーシローが象徴する“見守る存在”

犬

犬のコーシローは人間の言葉を話すわけでもなく、ただ高校生たちの日常を静かに見守るだけの存在です。

そんなコーシローの魅力をまとめます

  • 嬉しいときに寄り添ってくれる
  • 悲しいときにそばにいてくれる
  • 言葉より大切なものを与えてくれる

コーシローからの「見守られている感覚」が読む人の心に深く入り込み大きなやさしさで包み込んでくれます

泣ける理由②:誰もが共感できる“青春の痛み”

悩み

各章にはそれぞれ悩みを抱えた高校生が登場します。

  • 叶わない恋
  • 進路への迷い
  • 家庭環境の問題
  • 友人関係

青春の悩みや痛みがとても丁寧に描かれていて、自分の記憶を思い出して胸が苦しくなります。

子どもでも大人でもない難しい年代の高校生

そして、誰もが抱えたことのある悩み。

青春時代にタイムスリップした感覚を味わって自分と重ねると感慨深いものがあります

泣ける理由③:時代の移り変わりが切ない

昭和

『犬がいた季節』は昭和~平成の文化や空気感が細かく描かれています

家族の在り方、学校の雰囲気、スマホのない時代の不便さ、などその時代だからこその情景を感じることが出来ます。

時代が移り変わっていく寂しさや、成長していくなんとも言えない切なさ

大人の心にはグッとくるものがあります

見どころ①:各章ごとに変わる主人公の成長物語

成長

ひとつのテーマで主人公が時代ごとに変わるのが、連作短編集の最大の魅力です。

同じ学校でもその時代、その学年によって悩みや空気が変わり同じ高校生でもいろんな青春ストーリーが楽しめます。

読んでいくと「次はどの時代でどんな悩みなんだろう」とワクワクした気持ちになります

見どころ②:やさしい文章と静かな余韻

やさしさ

伊吹有喜さんの小説はとても読みやすくやさしく丁寧な言葉で書かれています。

大きな事件や展開はありませんが、気持ちの表現や情景が細かく丁寧で自然とこころに染みわたります。

読み終えたあとじんわり心が温かくなる、そんな作品です。

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まとめ:懐かしく切ない青春ストーリー

青春

『犬がいた季節』は時代を超えて人の成長・やさしさを描いた物語です。

「自分にもこんな時あったな」となつかしい記憶がよみがえってきて、青春時代を感じることが出来ます。

派手な展開はありませんが、読み終えたあと優しいほっこりした気持ちになれる作品です。

すっかり忘れてしまった青春時代を優しく思い出せる小説なので、“あの頃の気持ち”に触れたい人には特におすすめの一冊です。

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参考【感想】雲を紡ぐ 伊吹有喜

こんにちは、なみぷんです。 今回は伊吹有喜さんの【雲を紡ぐ】の感想です。   こんな方におすすめ 家族との関係に悩んでいる人 毎日忙しく生きている人 子育て中の人 この本は第8回高校生直木賞 ...

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  • この記事を書いた人

なみぷん

男の子2人を育てながら 週5で事務の仕事をしている アラフォーワーママです。 ミニマリストに憧れて 「出来ることから少しずつ」をモットーに ゆっくり断捨離進行中。

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