こんにちは、なみぷんです。
今回は【フランス人は10着しか服をもたない】を読んで感じたことをまとめたいと思います。
こんな方におすすめ
- ミニマリストに憧れている人
- 不健康な生活に疲れている人
- シンプルに生きたい人
【フランス人は10着しか服をもたない】基本情報
著者 | ジェニファー・L・スコット |
訳 | 神崎 朗子(かんざき あきこ) |
初版年月日 | 2014年10月21日 |
判型・ページ数 | 四六・240ページ |
本体価格 | 本体1400円+税 |
2014年発刊のベストセラーです。
わたしは題名だけをみて、おしゃれな国〔フランス〕のパリジェンヌのファッションの話だと思っていました。
著者のジェニファー・L・スコットはアメリカのカリフォルニア州の大学生。
在学中にパリに留学をした時の体験やホストファミリーの考え方、ライフスタイルについて書かれている本でした。
読むきっかけは【なんか聞いたことある本】だったから
私は、子供の本を借りるためよく図書館を利用します。
この時、毎回ではありませんが自分用にも本を借りることがあります。
特に「これ!」と決めて行くわけではなく、フラーっと1周まわりながら気になった本を借りるようにしています。
背表紙をみて「これ、なんか聞いたことある」と思って手に取りました。
可愛らしい表紙にもつられて借りることを決めました。
シックに生きること
ホームステイ先のマダムシックの生き方がこの本には書いてあります。
ポイント
- 間食はしない
- 食事を楽しむ
- 似合う服を着る
著者が夕食後、なにか食べるものがないかとキッチンに向かう場面があります。
途中でマダムシックに会って、「のどがかわいた」と小さな嘘をつきます。
この部分を読んだとき、なんだか自分をみているようでドキッとしました。
ちょっと口さみしいだけでなにか食べてしまったり、忙しいからといいわけしてキッチンで立ったままごはんをかきこんでいることが私はありました。
でも、それは食に向きあっていないので食べた気がしなかったり、すぐお腹がすいてしまったり・・・。
どれだけ食を適当に扱っていたか考えさせられ、チクリと胸にささりました。
また、著者が友達からプレゼントされた服を着ていると、マダムシックに「似合わない」と言われる場面も深く考えさせられました。
流行っているから買った服や好みじゃないけどなんとなく着ている服が私のクローゼットにもあります。
自分が好きじゃない服を着る必要なんてないんだとマダムシックに教わりました。
まとめ:ミニマリストを目指すなら読んだほうがいい1冊
【フランス人は10着しか服をもたない】はミニマリストとしての基本的な考え方が書かれていると思います。
食に向き合うことで間食が減り心が満たされます。
自分に似合う服だけを厳選すれば、不要な服は手放すことが出来ます。
シックな生活を送れるようになれば時間的な余裕も生まれ、趣味の時間を作れたり休息の時間を作れたり自分にとって充実した生活を送れるようになります。
食や服だけでなく物事の考え方やライフスタイルについてとても勉強になりました。
マダムシックと同じ生活が送れるわけではありませんが、考え方を取り入れて充実した生活を送ることは出来ます。
とても読みやすい本なので、ぜひ1度読んでみてはいかがでしょうか。