
こんにちは、なみぷんです。
今回は「短編集が苦手でも読みやすい?『もういちど生まれる』を初心者目線でレビュー」です。
ぜひ参考にしてみてください。
【もういちど生まれる】 文庫版 基本情報
| 著者 | 朝井リョウ |
| 発売日 | 2014年04月07日 |
| 判型・ページ数 | 文庫判・288ページ |
| 本体価格 | 本体590円+税 |
<作品紹介>
バイトを次々と替える翔多。美人の姉が大嫌いな双子の妹・梢。才能に限界を感じながらもダンスを続ける遥。若者だけが感受できる世界の輝きに満ちた、背中を押される爽快な青春小説。
『もういちど生まれる』は日常の“ちょっとした違和感”や人間関係の距離感を丁寧に描いた短編集です。
短い物語1つ1つに「そうゆうことあるよね・・」と感じるリアルさがあります。
短編集が苦手な人でも読みやすい理由3つ
1.人間関係のリアルさが軸になっている

短編集が苦手な人でも読みやすいと感じた最大の理由は、どの話も「人間関係のリアルさが中心にある」ということです。
読む人はそれぞれの状況や人物を想像しやすく、短いストーリーのなかでも共感できる点を多く見つけることができます。
例えば、友人との距離感に悩む主人公は読む人に“自分の経験”を思い出させます。
そのため、短編集のデメリットでもある“入り込めない感”を感じにくく初心者の人でもストーリーを身近に感じることができます。
2.一話ごとに読み切れてテンポがいい
短編集の魅力としてテンポよく読める!があります。
一話あたりが長くないので途中で飽きてしまったり悩んでしまうことなく読み切ることができます。
この作品は短編集だけど絶妙に繋がっています。
短編集として楽しむこともできるのに、実はつながっているところもとても魅力的です。
3.イヤな気持ちが残らず余韻が心地よい

作品全体として「読後感がやさしい」です。
ストーリーの中にはモヤモヤや痛みなどもありますが、突き放すような終わり方はほぼありません。
例えば、気まずい関係が完全に解決しなくても“理解しあおうとする一歩”のような救いが描かれています。
そのため「終わり方が雑」のような印象にはならず静かな余韻が残ります。
短編集が苦手な人でも安心して読むことが出来ます。
朝井リョウ作品が初めてでも大丈夫?作風のポイントを解説
朝井リョウ作品が初めてでも読みやすい理由は“日常の言葉”だけで物語が成立していることです。
登場人物の会話や心情がとても自然で、難しい表現が少ないので普段あまり本を読まない人でも理解しやすくなっています。
例えば、友達との距離感や家族の気持ちのすれ違いなど、リアルに表現されています。
登場人物の自然な感情や描写がポイントで、朝井リョウさんの魅力です。
身近だからこそとても読みやすくチャレンジしやすい作品となっています。
『もういちど生まれる』はあまり読書習慣のない人こそおすすめ

『もういちど生まれる』はあまり読書習慣のない読書初心者の人におすすめの作品です。
理由
- テーマが身近で入り込みやすい
- すき間時間でも読める手軽さ
- 読み終えた後の心が軽くなる感覚
テーマが身近なので、読書初心者の人や読書習慣をつけたい人、朝井リョウ作品が初めての人など幅広い読者にフィットします。
『もういちど生まれる』はアマゾンオーディブルで聴く読書ができる

アマゾンAudibleは忙しい人におススメの聴く読書です。
30日間無料でお試しできるから隙間時間や移動時間、すきなタイミングで聴く読書ができます。
『もういちど生まれる』もオーディブル対象なので気になる方はぜひお試しください!
まとめ|短編集初心者にもやさしい1冊

朝井リョウさんの『もういちど生まれる』は大人になる前の微妙な年代の細かな感情が丁寧に表現されている青春小説です。
子どもでもないけど大人にもなりきれていない年代。
現実がみえてしまったり、なりたいようになれないもどかしさ。
社会にでて大人になってしまうとそんな辛く苦しい感情も青春に見えてしまいますね。
爽やか系青春小説もいいけど『もういちど生まれる』はリアリティのある苦い思いが表現されている青春小説でした。
読んでみると社会に出るまえの若い自分を思い出すかもしれません。
身近なテーマと読みやすさで短編集初心者の人にも読みやすく初めての1冊としてもおススメです。
興味のある方はぜひ手に取ってみてください。
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