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【感想】レーン あさのあつこ

こんにちは、なみぷんです。

今回はあさのあつこさんの【レーン】を読んだ感想です。

【ランナー】の第3作目です。

ぜひ参考にしてみてください。

【レーン】文庫本 基本情報


著者 あさのあつこ
発売日 2016年08月04日
判型・ページ数 文庫判・248ページ
本体価格 本体500円+税

【ランナー】の続編、第3作目になります。

<あらすじ>

五千メートルのレースで貢に敗れた碧李。その時、碧李の胸には勝ちたいという新たな衝動が込み上げる。一方、天才ランナー・貢の知られざる過去が明らかに。以前、名門高校に籍を置いていたが、ある事件がきっかけで、一度走ることを諦めていたのだった――。走ることで己と向き合う少年たちの、心の疼きと渇きを描いた人気シリーズ第三弾。

【レーン】を読んで

ランナーシリーズ3作目です。

碧李と貢、そして碧李と家族。

碧李と家族がまた少しずつ前に進もうとしているところが胸打たれます。

母、妹それぞれが口には出さない思いを抱えながらも頑張っていて家族の描写はグッとくるものがあります。

そして、今回は碧李と貢のやりとりが書かれています。

貢はいつもクールで冷たい印象でしたが【スパイクス】でもケガした杏樹を助けてくれたり、言葉が少ないだけでホントは優しい人なんだと思います。

【スパイクス】でのレースを終えてそれぞれの走ることへの思いの違いがありますが、2人がどこか似ているように私は感じました。

 

終盤に碧李と貢が2人で一緒に走るシーンがあります。

これが何とも言えない、いいシーンなんです。

走っているときのまわりの情景描写とか、とにかく爽快感のあるさわやかなシーンで私の大好きなシーンです。

【ランナー】【スパイクス】と読んで、いろいろな葛藤や成長をみているからこそ、この2人で走るシーンがとても意味があって青春を感じる素敵なシーンだと感じました。

まとめ

【レーン】【スパイクス】のその後のストーリーです。

主人公だけでなく、それぞれの登場人物の細かな心情や成長が描かれていて一気読みしてしまいました。

貢の過去が明かされて貢にスポットの当たったストーリーでした。

いよいよ次は4部作のラストです。

どんな結末になるのかとても楽しみです。

 

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  • この記事を書いた人

なみぷん

男の子2人を育てながら 週5で事務の仕事をしている アラフォーワーママです。 ミニマリストに憧れて 「出来ることから少しずつ」をモットーに ゆっくり断捨離進行中。 気まぐれで読書もするので シンプルに暮らすコツや読書の記録を発信していきます。

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