こんにちは、なみぷんです。
今回はあさのあつこさんの【スパイクス】を読んだ感想です。
【ランナー】の第2作目です。
ぜひ参考にしてみてください。
【スパイクス】文庫本 基本情報
著者 | あさのあつこ |
発売日 | 2013年04月05日 |
判型・ページ数 | 文庫判・214ページ |
本体価格 | 本体457円+税 |
【ランナー】の続編になります。
<あらすじ>
東部第一高校陸上部で五千メートルを走る加納碧李は、清都高校のランナー・三堂貢から挑発の言葉を投げかけられる。天才とまで謳われる貢が、なぜ碧李に?本能で走ろうとする碧李と、レースを知り尽くした貢。二人が対峙したとき、その走りに化学反応が起きる――。反発しながら求め合う少年の肉体と感性が跳躍する、超人気シリーズ第2弾!
【スパイクス】を読んで
1作目の【ランナー】は走る要素ではなく碧李の家族の話が多かったのですが、シリーズ2作目の【スパイクス】はランナーとしての碧李がメインとなるストーリーでした。
陸上とふたたび向き合うことを決めた碧李がレースに挑戦します。
そこでライバルとなるであろう三堂貢と出会います。
陸上部にもどってきて始めてのレースで碧李が走っているところは、描写も細かく碧李の心情も丁寧に書かれていてとても読みやすかったです。
三堂貢とレースをしているところ、私もマネージャーになったような気持ちでハラハラしながら見守りました。
前回にはなかった学生スポーツの爽やかさみたいなものが感じられて読んでいてとても楽しかったです。
前作での家族としての問題もキレイに解消されているわけではないけれど、すこしずつ前をむいて進んでいるんだと感じました。
決して簡単じゃないけど、問題と向き合っていい方向に向かえばいいなと思います。
まとめ
前作【ランナー】がかなり重い内容だったので2作目の【スパイクス】はドキドキしながら読み始めました。
でも、碧李のランナーとしての姿が見られて本当によかったです。
今後のライバルとの関係性もとても気になります。
個人的にはマネージャーに転身した碧李の友達の信哉が1番好きです。
1作目の時も、信哉がいたから救われたし今回も碧李のよき理解者・よきバディとして支えてくれて、友達ってホントにいいものだなと感じました。
3作目【レーン】も碧李の成長がみられると思うのでとても楽しみです。
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